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加藤 順一 院長

JUNICHI KATO

神経内科医ならではのスキルをいかして
「優しいまなざし」で診療にあたる

聖マリアンナ医科大学を卒業後、大学院に進んで博士号を取得。神経内科を専門に、大学病院を中心に診療を続ける。2007年、「武蔵小杉駅」そばに開業。

加藤 順一 院長

加藤 順一 院長

加藤順クリニック

川崎市中原区/小杉町/武蔵小杉駅

  • ●内科
  • ●脳神経内科

神経内科を専門に、大学病院を中心に研鑽を積む

加藤 順一 院長

私は、教員の家系に生まれ育ち、自分のまわりにお医者さんがいた訳ではありませんでした。私としても、数学や物理の教師になるつもりで理系を中心に勉強を続け、一度は別の大学に入学金を支払ったのですけれど(笑)。軽い気持ちで受験して、聖マリアンナ医科大学からも合格の通知とぜひ入学してほしいとの要望がありました。振り返れば、私が中学生の頃に祖父と祖母がガンを患い、2人が闘病する様子を目にする中で、「医師とは、やりがいのある仕事である」と感じていました。そして最終的には、実家から近いことが決め手になって、医学部進学を決めたんです。
実家から大学に通っているなら、金銭的にも余裕があるはずと思われたのか(笑)、大学卒業後は大学院に進むことになりました。そして、内科の中でも「神経内科グループ」に所属していたことから神経内科医として経験を積み、2007年に『加藤順クリニック』を開設しました。

神経内科の外来診療を中心に、地域医療に貢献する

加藤 順一 院長

2007年の開業当初は、クリニックのまわりにはまだ何もありませんでしたけれど(笑)、当院が歴史を重ねるのにあわせて、武蔵小杉の街も発展を続けてきました。幸い、当院は駅からのアクセスも良く、すぐ近くには母校の聖マリアンナ医科大学東横病院がありますので、スムーズな病診連携をおこなうことが可能な環境です。大学病院を受診すると、長い時間待たされることがあったり、他の診療科をもう一度予約しなくてはならないケースがあるもの。そうした意味では、大学病院で培った知識や経験、人脈をもって、みなさまのお役に立てるのではないかと思います。
「神経内科」を掲げて開業しているクリニックはまだ少ないのが現状で、インターネットなどで検索されて、わざわざ遠方から足を運んでくださる患者さんもいらっしゃいます。また当院は、週末の土曜日・日曜日も診療しておりますので、お仕事がお忙しい方にも無理なく通院していただけるのではないでしょうか。外来診療が中心ではありますけれど、神経内科特有の疾患については在宅医療にも対応し、私の体力の続く限り(笑)、地域のみなさまのために力を尽くしたいと考えています。

優しい瞳のクジラのように、優しいまなざしで診療にあたる

加藤 順一 院長

『加藤順クリニック』では、内科と神経内科を標榜して診療をおこなっています。来院される患者さんは、内科的な疾患で受診される方がほとんどですが、神経系の疾患が疑われる場合などは、見落としのない診療を心がけたいと考えています。たとえば、頭痛の症状を訴える患者さんはたくさんいらっしゃいますけれど、その原因はストレスや会社でのお悩みなど、さまざまです。そのため、患者さんのお話をよくお聞きして、危険なサインを見逃さないようにしたいと思っています。
大学病院で診療していた頃から電子カルテには慣れていますので、データの入力は手早く終わらせて(笑)、患者さんお1人お1人としっかり向き合ってお話をしたいですね。よく言われるような「上から目線」ではなく、しゃがみ込むようなイメージで、目線を低く。患者さんに優しいまなざしを向けながら、お1人お1人に寄り添った診療をしたいと思います。クリニックのロゴマークになっている「優しい瞳のクジラ」には、こうした私の想いが込められているんですよ(笑)。

神経内科医は、脳・脊髄・筋肉にまつわる病気の専門家

私が専門とする神経内科は精神科と混同されることも多く、どんな症状でかかったらいいか、よくお分かりでない方もいらっしゃるはずです。実際に私も、精神科からの紹介で認知症患者さんを往診したことがあるのですが、そのときに私は、寝たきりの状態にある患者さんが、別の疾患ではないかと見立てたんです。結果として、その患者さんは「進行性核上性麻痺」という難病であることが分かって、適切な治療をおこなうことで、3年ぶりにご自分の足で歩けるようにまで回復しました。新たな目標ができ、ニコニコ笑顔でリハビリに励む患者さんの姿を見られることは、医師として本当に嬉しいものです。
医学は日々進歩していますので、正確な診断のもとに適切な治療をおこない、お薬の効果があらわれれば、病気を発症する前の生活に戻れる可能性があるのです。脳や脊髄、筋肉にまつわる病気の専門家が、私たち神経内科医です。「もう動けない」と、諦めている患者さんにも、神経内科医の立場からアプローチすることができると思いますので、ぜひご相談いただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『加藤順クリニック』は、東急線「武蔵小杉駅」南口から徒歩2分の場所にあります。パーキンソン病のためにベッドから離れられなかった患者さんが、お薬を調整したことによって症状が改善し、またお料理を作れるようになったり、庭いじりを楽しめるようになったり。患者さんご本人はもちろん、ご家族の喜びやQOL(生活の質)向上のお手伝いをできるのが、私たち神経内科医です。物忘れや頭痛、しびれのほか、日々の生活の中でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。

※上記記事は2018年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

加藤 順一 院長 MEMO

  • 出身地:川崎市
  • 趣味・特技:ラグビー、ピアノ
  • 好きな映画:評決
  • 好きな音楽やアーティスト:クラシック、ショパン
  • 好きな場所:海の見えるところ(お台場や海ほたるなど)
  • 好きな言葉・座右の銘:希望に起き感謝に眠れ・細き流れも大河になる

グラフで見る『加藤 順一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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