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猿谷 昌司 院長

SHOJI SARUYA

地域のかかりつけ医として。患者さんが健康な状態になり、幸せに過ごせるお手伝いを

帝京大学医学部卒業。同大学市原病院麻酔科・救急センターで研修後、同大学病院耳鼻咽喉科に入局。2004年に『猿谷耳鼻咽喉科医院』副院長に就任し、2007年より現職(東急田園都市線「高津駅」より徒歩3分、東急田園都市線「溝の口駅」より徒歩8分)。

猿谷 昌司 院長

猿谷 昌司 院長

猿谷耳鼻咽喉科医院

川崎市高津区/溝口/溝の口駅

  • ●耳鼻咽喉科

昭和40年に父が開設した医院を引き継いで

猿谷 昌司 院長

大学卒業後は麻酔科・救急センターでの研修を経て、母校である帝京大学病院の耳鼻咽喉科に入局しました。そちらで十数年勤め上げ、父が開設した『猿谷耳鼻咽喉科医院』に戻ってきたという形になります。
当初は父と診療を共にしていました。当時はご高齢の方は父の元に、お若い方やお子さんは私の元にと、自然にすみ分けができていたような気がします。あれから10年余りが経ったことになりますが、思えば早いものですね。

「中耳炎」をライフワークとしてきた経験を生かして

猿谷 昌司 院長

ご高齢の方の症状としては、耳鳴りや難聴、それから咳や風邪が多いですね。お子さんも同様なのですが、そもそも耳鼻咽喉科には、風邪を訴えて来られる方が多いのです。風邪から中耳炎に至ることも少なくありませんし、鼻の通りをよくするといった目的でいらっしゃる方が多いと感じます。
大学病院におりました頃は、中耳炎の手術と難聴に伴う補聴器を主に担当してきました。中耳炎は失聴に至ることは少ないのですけども、病態に合わせた治療を選択しないと長引いてしまうことが多いものですから、新しい知見を取り入れつつ、最良の治療を提供していけたらと考えています。

丁寧に診ることを心がけて

猿谷 昌司 院長

やはり、丁寧に診る、ということに尽きるのではないでしょうか。耳鼻咽喉科の疾患は、視診で診断が付くことが多いです。しかし、耳あかが溜まった状態ではそれもおぼつきませんし、それを考えれば、1つひとつを丁寧に診ていくということが大切になってきます。派手さはないかもしれませんが、基本に則った治療を踏み外さなければ、深刻な事態に陥ることは避けられると考えています。
病気の説明に関しましても、繰り返しおこなうよう心がけています。私もそうですが、自分の専門外のことはなかなか理解が及ばない面があるかと思います。時に「しつこい」と思われるかもしれませんけども、同じ説明を繰り返すことで、理解が深まっていくものと考えています。この分野に限ったことではなく、起きている症状の原因がわかれば、不安は払拭されていくものではないでしょうか。その日1日を安らかに過ごしていただくためにも、病気への理解を進めていただくことを大切に考えていきたいと思っています。

怖い思いをしてきた経験があるからこそ、わかることがある

風邪で来院される方が多いと申しましたけども、多くの方は、小児科や耳鼻咽喉科の区別なく来院されるものと認識しています。患者さんが科を適切に判断することは非常に難しいことですので、その交通整理の役割を担うのも私たちの務めと認識しています。
診察する際は、その症状の裏に何か隠れたものがないかということに注意することが重要です。耳鼻咽喉科は局所を拝見するものですけども、喉は肺へとつながっているものですから、全身的な病気が症状として現れることは決して少なくありません。特にお子さんの場合、病状を正確に伝えることは難しいですから、耳鼻咽喉科の枠にしばられるのではなく、全身の状態に気を配っていくことが肝心です。
小児科をはじめ、より専門的な治療が必要と判断した場合には、すみやかに適切な医療機関へとご紹介をしています。その際は、自分に馴染みがあるという理由ではなく、これまでの経験と、様々なネットワークを通じて得た知見を生かして、その疾患を最も得手とする病院へとご紹介しています。
麻酔科・救急センターで研修をしたということをお話ししました。麻酔科(救命救急)では、一刻を争う事態に直面します。そこで怖い思いを経験してきたからこそ、緊急を要するか否かの判断にはシビアになりますし、捉え方も違う面があります。経験を生かすというより、怖さを知っているからこそ、注意していかなければならないと強く思うのです。

これから受診される患者さんへ

『猿谷耳鼻咽喉科』では、順番予約システムを導入しています。順番をとりに1度いらして、時間になったらまた、というのではご不便かと思いますし、まして具合が悪いのにご足労いただくのは申し訳ないと思うのです。また、待合室が混んでいる状態で長く過ごすと、否が応でも感染症のリスクは高まります。それらを考えると、順番予約は大切なツールとなると思いますし、こちらではお電話、メールで承っています。

受診された当夜、安心して眠っていただけることを大切に考えています。症状が残るのはもちろん、不安を抱えたままでは、安らかに眠ることは難しいでしょう。親子共々、日々を安らかに過ごしていただけるよう、できる限り、その日のうちに問題が解決できるよう心がけています。

※上記記事は2019年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

猿谷 昌司 院長 MEMO

耳鼻咽喉科専門医 /アレルギー専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:昆虫採集
  • 好きな作家:城山三郎
  • 好きな映画:『グラン・ブルー』
  • 好きな音楽:R&B
  • 好きな観光地:沖縄県

グラフで見る『猿谷 昌司 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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