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淺井 洋貴 院長

HIROTAKA ASAI

痛みの少ない上下内視鏡検査
患者さんと同じ目線での診療を大切にする

北海道大学医学部卒業後、東京大学医学部附属病院消化器内科、金沢文庫病院医局長などを経てあさい内科医院を開院。(JR南武線 『中野島駅』徒歩10分)。

淺井 洋貴 院長

淺井 洋貴 院長

あさい内科医院

川崎市多摩区/登戸/中野島駅

  • ●内科
  • ●消化器内科

祖父や両親の影響を受け自然と医学の道へ

淺井 洋貴 院長

私は祖父や両親が医師をしており、父は整形外科の勤務医として、祖父は内科、母は眼科の開業医をしています。勤務医として働く父や開業医として診療を行う祖父や母の日常や雰囲気に触れるなかで、自然と医師を目指しましたね。
大学卒業後は、研修医として学ぶ過程で自分に合う診療科目として内科を選びました。特に専門として学んだのは消化器や肝臓の疾患です。自分で検査をして診断をつけて治療にもっていくダイナミズムがあることに魅力を感じたのが選んだ理由です。東京大学医学部附属病院の消化器内科、金沢文庫病院の医局長などの経験を経てあさい内科医院を開院致しました。(JR南武線 『中野島駅』徒歩10分)。

なじみのある地域に貢献するために開院

淺井 洋貴 院長

もともと川崎に住んでおり、登戸にある学校に通っていました。当院のある地域はなじみがある場所です。知り合いも多く土地勘もあることから開院の場所に選びました。のんびりして良いところなのでとても気に入っています。
診療内容は風邪などの内科一般診療と私の専門である消化器内科、肝臓内科です。レントゲンや内視鏡を使い、がん検診など各種健康診断や予防接種、ピロリ菌の検査などをしているほか、胃や大腸の内視鏡による検査も行っています。患者さんは近隣の方がほとんどで、内視鏡などの検査を行ってるためか40代から60代位の方が多いですね。検診で引っかかって受診される40代の方が最近特に増えています。このあたりには大腸検査を行っているクリニックがあまりないため、お問い合わせいただくことが増えていますね。地域の方のニーズにうまく答えられていると感じています。また、診察の結果別の病気が見つかることもあり、その場合には地域にある他の専門の先生や医療機関へご紹介しています。

力を入れていきたい上下部内視鏡検査

淺井 洋貴 院長

胃カメラと呼ばれる上部内視鏡、大腸カメラと呼ばれるのが下部内視鏡です。内視鏡検査は苦しいから苦手という方も多いかもしれませんが、当院ではそうした患者さんに配慮した検査を行っています。痛みを感じないように鎮静剤を用いることができるほか上部内視鏡に関しては鼻から行うタイプも用意しており、患者さんとお話をしながらご希望に合わせた検査が可能です。最近は7割程の方が鎮静剤を用いた検査を選ばれますね。NBIという特殊な光を用いて拡大して検査することができますので、詳細な検査が可能です。大腸カメラでポリープが見つかった場合にお取りする方もかなりいらっしゃいます。上部内視鏡は健康診断のバリウム検査で胃炎などの症状を指摘されていらっしゃる方やピロリ菌の血液検査で反応が出てお問い合わせされる方も増えています。ピロリ菌はがんの原因の一つになるとも言われているので、若い方は特に検査の上除菌をしておくことをおすすめします。除菌は薬を飲むだけですので手軽にできる治療です。
下部内視鏡も健康診断の便潜血検査で指摘をされることや血便の症状が出て受けられる方が多いですね。以前ポリープを取った経験がある方が経過をみてくださいとみえることもあります。周辺に内視鏡検査をしているクリニックが少ないこともあり、まわりの開業医の先生からご紹介いただくこともあるので地域の診療施設同士の連携も上手く出来ていると思いますね。

患者さんと対等の目線で診療を行う

医師になって10年位の頃のことなのですが、すい臓がんだった患者さんが劇的に良くなったことがあります。お腹に水がたまりパンパンに膨らんでいた位なのですが、歩いてご飯も食べられるようになりボランティアをする位まで回復されました。抗ガン剤を変えるなどできる限りの治療を行った結果でなにが決定的に良かったのか、断定はできないのですが重症の患者さんが回復されるのほ医師としてとても嬉しいですね。
現在は重症の患者さんと直接接する機会は少なくなりましたが、勤務医時代から患者さんと接する際には医師と患者という立場ではなく人間として対等に接することを心がけています。診療は人対人で行うものです。人として接しないと患者さんも本音でお話いただくことができないと考えていますので、自分は自分らしくいて、患者さんと同じ目線で病気と向き合って行きたいですね。

これから受診される患者さんへ

内臓や消化器をいたわるには暴飲暴食を控えることも大切ですが、日頃からゆっくりとよく噛んで食べることが一番です。それでもストレスや疲れなどさまざまな要因で胃が痛い、気持ちが悪いなどちょっとした胃腸の不快感を覚えることも多いものです。当院に最近みえる患者さんでは食道炎による胸やけを訴える方が増えています。市販の薬を服用して様子を見ることもあるかと思いますが、2週間程度経過しても改善に様子が見られない場合には受診を考えてみて欲しいですね。血便は必ずしも内視鏡検査を行う必要はなく、ちょっとした痔であることや、胃腸炎が原因で腸から出血することなども結構あるものです。診察をしてもし必要があれば適切な検査を行います。
40代以降の方や何らかの症状がある方、健康診断で数値に異常が出た方は検査をしていただきたいですね。要再検査などの指摘を受けたにもかかわらず受診を後回しにされる方は意外と多く、検査に来た時に去年来てくれればという状態の方も今までたくさん拝見してきました。自覚症状がないからと放置される方が多いのですが病気の初期は自覚症状がないことがほとんどです。早期発見のためにも早めの受診をおすすめます。また、以前大腸ポリープができたことがある方や前回の検査から時間が経過している方はフォローアップの意味で内視鏡検査を受けて欲しいですね。痛みの少ない検査と患者さんに寄りそった診察を行いますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

淺井 洋貴 院長 MEMO

総合内科専門医 /肝臓専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:登山、カメラ、オリーブオイルソムリエ、サックス
  • 好きな本・作家:小説オールジャンル(鳴神 響一さんなど)
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:サックス系の音楽、ジャズ
  • 好きな場所:バール

グラフで見る『淺井 洋貴 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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