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平沼 菜穂子 院長

NAOKO HIRANUMA

健康に不安を感じている皆様にとって、気軽に相談できるかかりつけ医を目指して

聖マリアンナ医科大学卒業。同大学院卒業。聖路加国際病院勤務を経て、聖マリアンナ医科大学東横病院をはじめとして様々な医療機関に勤務。2018年4月に『小杉平沼クリニック』を開院(東急東横線「武蔵小杉駅」南口より徒歩2分、JR線「武蔵小杉駅」南武線口より徒歩5分、JR線「武蔵小杉駅」横須賀線口より徒歩8分)。

平沼 菜穂子 院長

平沼 菜穂子 院長

武蔵小杉平沼クリニック

川崎市中原区/市ノ坪/武蔵小杉駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●整形外科
  • ●アレルギー科
  • ●健診・検診

内視鏡の世界に魅せられて

平沼 菜穂子 院長

高校二年生の頃まで、はっきりと進路は定まってはいませんでしたが、丁度その頃、父が心筋梗塞を発症し、担当の先生より病状説明をしていただいた時、カテーテルで冠動脈の血栓を除去しました。と聞き、手術しなくても内科で治療する事が出来ることに大変魅力を感じ、医師を目指しました。
大学卒業後、研修医として最初に勤務した聖路加国際病院では、日野原重明先生に病棟回診時、医師としての心得、患者さんに対する接し方など直接ご指導いただいたり当時としては珍しく、あらかじめ科を決めることなく全科をローテーションで回ることができました。そこで興味を抱いたのが、内視鏡だったのです。“中”を見ることのできる臓器って限られているんですよね。病変の有無を直に見て確認できるということは、非常に魅力的なものに映りました。加えて、内視鏡ではポリープの切除に代表されるような治療もおこなうことができます。診断から治療まで、すべてに関われるということが、消化器肝臓内科を選ぶ大きな決め手となりました。

総合内科医として患者さんをトータルで診ていく

平沼 菜穂子 院長

当初は女性、それも20~30歳代のお若い患者さんが多かったように思いますね。最近は徐々に男性の患者さんも見えるようになり、年齢層も10代から70代と幅広くなってきたように思います。
お悩みとしては、やはり消化器に関係するお腹の症状が多くなっています。近年は過敏性腸症候群や炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン症)の患者さんも増えています。難治性の患者さんは私が現在も勤務している聖マリアンナ医科大学東横病院はもちろん、日本医科大学武蔵小杉病院、関東労災病院など近隣の病院と提携を取ることで対応しています。
その診察に伴い、高血圧や採血などで高脂血症や糖尿病などが見つかることもありますから、それら生活習慣病を含めてトータルで患者さんを診させていただいています。それから、小学生以上のお子さんについても診療をおこなっています。お父さん、お母さんと別々のクリニックに行くとなるとそれはそれで大変ですし、私に可能な範囲でできる限りのことはさせていただきたいですね。

苦痛の少ない上下内視鏡検査を実施

平沼 菜穂子 院長

当クリニックでは鎮静剤を用い、できる限り苦痛の少ない内視鏡検査を実施しています。イメージとしては、寝ている間に検査が終わる、という感じでしょうか。
40代から60代ががんのピークにあたりますから、その年代の方は胃カメラだと年に1回。大腸にポリープが認められた方は、年に1回。大腸にポリープが認められなかった方でも、2、3年に1回というペースで検査を受けていただくのが理想となります。それを考えますと、やはり苦痛をできるだけ感じない検査が必要になるということなんですね。
今や日本人の2人に1人ががんと診断される時代に入っており、男女ともに大腸、胃ガンが死亡要因の第2、3位を占めています。早期で発見できれば90%以上治る病気です。このうち、女性に関しては死亡要因の1位が大腸がんですが、女性はデリケートな部分ですから、羞恥心より一般的に男性より女性は大腸の検査を受ける方が少ない傾向にあるようです。もちろん、男女ともに頻度の多い疾患ですから、区別なく検査を受けていただきたいのですけれど、殊に女性に関しては、私が女性であるということでお役に立てるのではないかと思っています。

生活の質の向上に役立てるクリニックを目指して

私自身がスギ花粉症であるということもあって、こちらでは舌下免疫療法をおこなっています。現状、スギとダニに限定はされますが、唯一の根本的な治療として、今後ニーズはどんどんと高まっていくことでしょう。舌下免疫療法は花粉の飛散が終わった6月くらいから、次の年の花粉のシーズンに向けて開始していくものになります。初回はクリニックにお越しいただく必要があるのですが、それ以降は1日に1回、錠剤を舌下していただくだけの簡便な治療であり、1年目より2年目、2年目より3年目と、だんだんと症状が改善していく方がほとんどです。これまで服用されていた抗アレルギー剤がいらなくなるケースも多々ありますので、私もそうでしたが、春にアレルギー症状に悩まされる事なく幸せな気持ちで迎えたい方はどうぞお気軽にご相談ください。
クリニックではまた、自費診療になりますけれど、プラセンタやにんにく注射も提供しています。プラセンタは女性の更年期障害に有効なもので、にんにく注射に関しては、疲れや二日酔い、美白等、即効性を期待できるものになります。病気を診ることはもちろんですけども、日々のQOLの向上にも役立つクリニックでありたいものですね。

これから受診される患者さんへ

大学病院・消化器専門クリニックで消化器疾患の診療・検査・治療に取り組んできた経験(上部消化管内視鏡検査約15,000件、下部消化管内視鏡検査約5,000件の検査を施行)をもとに、疾患の予防・早期発見・治療の面で地域の患者さんのお役に少しでも立てればと思っております。一昔前のものに比べ、また、内視鏡機器の精度が良くなり目立たない色調や形態をしている早期がんや特殊な進行がんは通常観察では見つけられない事がありましたが、当院ではより正確な診断、精度の高い内視鏡検査を目的とし、オリンパス社の最新型機器を導入しています。NBI(狭帯域光観察)拡大観察を搭載しております。特殊な光を用いて粘膜内の毛細血管や微細精造などを監察し、ガンの早期発見、病変の悪性度や範囲診断などが可能になります。スコープそれ自体が細くしなやかなものになっていますから負担は少なくなっていますし、それに加え、鎮静剤を用いることで楽に検査を受けることができます。過去に内視鏡検査で辛い思いをされた方は、どうぞご相談ください。
毎周土曜日(午前、午後)には整形外科の専門医による診察もおこなっています。内科疾患、整形外科疾患、両方受診された方は、土曜日に来院していただきますと、同日に2科受診できるのも当院の特色です。また、土曜日は午前・午後ともに診察及び内視鏡検査を行っておりますので、平日はお仕事で来院できない患者さんにも対応しております。
皆様が健康に不安を感じているときに気軽に相談のできるかかりつけ医でありたいと思っております。どんな些細なことでも構いません。気軽にいらしていただき、何なりとご相談ください。

※上記記事は2019年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平沼 菜穂子 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:旅行、スポーツ
  • 好きな本:樹木希林 『一切なりゆき』、伊集院静『大人の流儀』シリーズ
  • 好きな映画:『コード・ブルー』
  • 好きな言葉:「努力に勝る才能なし」
  • 好きな音楽:Superfly、クラシック(モーツァルト・ヨハンシュトラウス)
  • 好きな観光地:ヨーロッパ

グラフで見る『平沼 菜穂子 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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