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馬見塚 尚孝 医師

NAOTAKA MAMIZUKA

野球医学とスポーツ総合診療でみんなに笑顔を!

琉球大医学部卒業。筑波大学大学院卒業。2019年4月に『ベースボール&スポーツクリニック』を開院(JR南武線・東急東横線「武蔵小杉駅」より徒歩5分)。整形外科専門医&日本スポーツ協会スポーツドクター

馬見塚 尚孝 医師

馬見塚 尚孝 医師

ベースボール&スポーツクリニック

川崎市中原区/小杉/武蔵小杉駅

  • ●整形外科

これまで培ってきたすべての経験を生かして

馬見塚 尚孝 医師

大学を卒業後、筑波大学のレジデントを目指したのはスポーツドクターを志してのことでした。当時は現在のように情報もなかったですから、漠然とした憧れのようなものを抱いて選んだ道でした。ところが実際に行ってみますと、スポーツドクターより一般の整形外科医の方が社会的貢献度が高く見えたのです。当時、私が勤務していたのは茨城にある総合病院でした。大病院とはとても言えない陣容でしたけれど、私が師事していた先生は、脊椎から人工関節、果ては靱帯再建まで、非常に幅広い領域の治療を手がけておいででした。当時は「スポーツ医学より普通の整形外科医の方が社会に望まれるのではないか」と思い、自然とスポーツ医学からは遠ざかっていたのです。
転機となったのは、筑波大の大学院時代に非常勤でスポーツ外来を担当することになったことと、並行して大学の硬式野球部のスタッフにしていただいたことでした。一般日常生活での困り事とは種類が違うかもしれません。ですが、現場で選手達と接するうちに、彼らが整形外科的外傷で困っている現状を見て、私で少しでも役立てるならと考えを改めるようになったのです。
その後、両親の看病を機に郷里の大分に帰った私は、ここでも運命的な出会いを経験しました。そちらでお世話になったのは女性アスリートのサポートに尽力されている産婦人科の先生でした。先生は科の枠を越え、内科的なものや栄養までを視野にサポートをされていたのです。
ここに至って新しいものが見えたと言いましょうか。野球を中心としたスポーツ整形外科にスポーツ内科。スポーツの現場で学んだコーチング学に女性アスリートのサポートや子ども達の成長。それぞれバラバラだったものを面として捉えることで、新しい治療の地平を開くことができると考え、この度の開院を迎えたのです。

スポーツ診療でみんなに笑顔を

馬見塚 尚孝 医師

『ベースボール&スポーツクリニック』と名付けてはいますが、殊更に野球に重きを置いているというわけではありません。午前中は一般整形外科の患者さんも拝見しておりますし、私自身、元々が脊椎外科医なものですから、一般の整形外科疾患もしっかり診ていきたいと考えております。
先にも述べましたが、こちらではバックグラウンドであるスポーツ整形外科に加え、スポーツ内科や女性アスリートのサポート、小児の育成等に携わってきた経験を踏まえ、多角的な目であらゆるお悩みに対応できるクリニックを目指してまいります。

それぞれの専門的知識を結集することで可能なサポート

馬見塚 尚孝 医師

クリニックにはMRIや骨密度検査、超音波検査等の診断機器を導入し、これまで病院でおこなってきた診断と遜色のないものを提供できると考えています。また医師以外にも理学療法士や柔道整復師、管理栄養士等のスタッフが常駐しておりますので、異なる専門分野を持つスタッフが密に連携を組み、より適切なサポートが提供可能と考えています。
中で女性アスリートのサポートは、新しい試みと言えるかもしれません。近年、主に長距離の選手に関して、月経困難症や相対的エネルギー不足による疲労骨折が問題になっています。骨折に対する適切な対応に加え、スポーツ内科的治療、栄養指導までを含んだ多角的アプローチが彼女達の支えになるのではないかと考えています。女性アスリートの問題は世間でもまだ周知が進んでない面がありますけども、彼女達や指導されている先生方に対しても、お役に立っていきたいですね。

物事を構造化し、解決に導いていくことが大切

「医療」と「スポーツ」は相反することが言われてきた経緯があります。野球についていえば、片や「投げるな」と言い、片や「たくさん投げろ」といったようにですね。結果だけを見ていては、その議論は一向に深まらないわけです。
「構造化力」という言葉があります。これは、物事を分解し、その分解した分野ごとに合うもの、合わないものを明確にし、それぞれで折り合いを深めていくというものです。いま、私が受けているインタビューを例にしましょう。相手に対して失礼のない聞き方は技術力と捉えることができますし、意図した答えを引き出すには、戦術力も必要です。もちろんそこに体力やメンタルも必要になってくるでしょう。構造化することで課題が明確に見えてきますし、すべてを一気に変えるのではなく、1つひとつ、可能なことから話し合っていくことで、レベルアップが容易に図れることになります。
当クリニックではパフォーマンス向上のための指導もおこなっていますが、ここで注意したいのが、“正しい知識”とは何か、ということです。技術的な指導においても、また医学においても同様ですが、自分が正しいと思いこんでしまった瞬間に考え方が固定化し、時代の変化についていけなくなる懸念が生じます。その時に正しいことがいつまでも正しいとは限らないわけで、常に問い直すことが新しい発見につながっていくのです。当クリニックにおきましても、今ある形にこだわるのではなく、常に変化を求めて歩んでいきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

『ベースボール&スポーツクリニック』では、野球選手をはじめとするスポーツ選手に対して、より高いレベルでパフォーマンス向上と障害対策を提供していくのと並行し、一般の方々についても専門学的見地に基づいたサポートをさせていただきます。
一般の方も、ある種アスリートなのです。目的は違えど、体を動かすことによって何らかの障害が起こるメカニズムに変わりはありません。腰痛やひざ痛など、それが再び起こらないための良き知識と具体的な方法について、私たちがサポートしていきます。整形外科疾患は、ご自身が治したいと取り組むことによって治っていくものです。そのお手伝いを最大限、サポートさせていただければと思っています。

※上記記事は2019年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

馬見塚 尚孝 医師 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:大分県

グラフで見る『馬見塚 尚孝 医師』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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