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この病気について6人の医師の見解があります。

医師から聞いた
適応障害の対処(治療)方法

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こころの不調は我慢せず、医療の力を頼ってほしい

一口に「ストレス」といっても体によい影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものもあります。適応障害の場合は後者が原因になり、過度なストレスが蓄積されてメンタルに不調をきたすようになります。そしてメンタルの不調と周囲の環境が相互に作用することにより、さまざまな症状を引き起こすのです。

適応障害の方にみられる症状としては、動悸・発汗・手のふるえといった自律神経にまつわるもの、気分の落ち込み・無力感・涙がこぼれるなどのうつ症状のほか、不安や恐怖心から人と会うことを避けるようになることも特徴です。また症状が進むと通勤中の電車内などで過呼吸になり(パニック障害)、欠勤・遅刻・早退が増えるなど社会生活が困難になることもあります。

気分が落ち込むなどの自覚症状があれば、心療内科や精神科を受診なさることもあるでしょう。一方で、動悸や手のふるえといった身体的な症状からこころの不調を疑う方はまだまだ少ないのが現状です。しかし、目の前が真っ暗になるようなこころの不調も、適切な治療によって大きく改善するものです。「眠れない」「ドキドキする」といった小さなサインを見逃さず、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。

渡邉 功 院長
メンタルクリニック虎ノ門駅前
渡邉 功 院長
千代田区/霞ヶ関/虎ノ門駅
●精神科 ●心療内科

こころの不調は我慢せず、医療の力を頼ってほしい

一口に「ストレス」といっても体によい影響を与えるものもあれば、悪い影響を与えるものもあります。適応障害の場合は後者が原因になり、過度なストレスが蓄積されてメンタルに不調をきたすようになります。そしてメンタルの不調と周囲の環境が相互に作用することにより、さまざまな症状を引き起こすのです。

適応障害の方にみられる症状としては、動悸・発汗・手のふるえといった自律神経にまつわるもの、気分の落ち込み・無力感・涙がこぼれるなどのうつ症状のほか、不安や恐怖心から人と会うことを避けるようになることも特徴です。また症状が進むと通勤中の電車内などで過呼吸になり(パニック障害)、欠勤・遅刻・早退が増えるなど社会生活が困難になることもあります。

気分が落ち込むなどの自覚症状があれば、心療内科や精神科を受診なさることもあるでしょう。一方で、動悸や手のふるえといった身体的な症状からこころの不調を疑う方はまだまだ少ないのが現状です。しかし、目の前が真っ暗になるようなこころの不調も、適切な治療によって大きく改善するものです。「眠れない」「ドキドキする」といった小さなサインを見逃さず、気になることがあれば遠慮なくご相談いただきたいと思います。

渡邉 功 院長
iこころクリニック日本橋
渡邉 功 院長
中央区/日本橋堀留町/小伝馬町駅
●精神科 ●心療内科 ●訪問診療

就職・転職・転勤などの環境変化はメンタルに悪影響を及ぼすことも

適応障害は職場内の配置転換や転職といった環境の変化がストレスになり、不安感やうつ症状が現れる病気です。パニック障害と診断されないまでも、極度の緊張状態から動悸やめまいを引き起こしたり、うつ病とは言えないものの気分が落ち込んでしまったり。これらの症状によって仕事をするのが難しかったり、お酒の量が増えてしまったりしている場合は適応障害の可能性があるかもしれません。

治療をスタートする際には、正しい診断と職場に復帰する/しないの判断が重要になります。もしも2~3か月程度の休養を経て職場復帰するのであれば、会社側には労働内容の見直しや部署の変更、復職に向けた環境づくりに取り組んでもらう必要があります。せっかく治療をしても、元の職場にそのまま戻るようなことがあっては、症状が再燃する恐れがあるためです。

適応障害は職場環境が引き金となって発症するケースが多いですが、会社側が社員に売上アップや生産性アップを求めるのは当然のことでもあり、病気を完全に予防することは難しいと言えます。そのためまずは社員である前に一人の人間として「自分の幸せとは何か」を考え、その幸せを大切にしていただきたいと思います。

石垣 達也 院長
おまもりクリニック
石垣 達也 院長
川崎市宮前区/小台/宮前平駅
●精神科 ●心療内科

ストレスの原因をうまく対処することが大切な適応障害

適応障害は、ある特定の状況や出来事がその人にとって耐えがたいストレスとなり、気分の落ち込みや身体面、行動面においてさまざまな症状が出てしまう状態のことを言います。この適応障害は、うつ病と間違われることがありますが、全く異なる状態です。脳の病気で脳が機能低下しているものはうつ病であり、主にお薬を使って治療を行います。一方、ストレスが原因で落ち込んでしまうのが適応障害です。仕事や人間関係がうまくいかずに疲れ切ってしまい、燃え尽きるような状態になります。とくに、働き世代の方々に多いでしょう。適応障害は、脳そのものの機能が低下している状態とは言えず、休職や勤務時間の変更、残業の調整、部署異動などの環境調整をメインに行います。さらに、本人の回復力を促すために漢方薬を使用したり、症状に合わせて不安を取り除く薬を補助的な位置付けとして使用します。
やはり、気分が落ち込みがひどくなると、自分ではなかなか改善できないものです。落ち込みが悪化してしまう前に、「この状態でも相談していいのかな」と考えている段階から、心療内科や精神科に相談してください。悩み始めたときに相談し、早めに環境を整えていくことで、改善できる可能性も高くなるでしょう。

堀内 智博 院長
渋谷365メンタルクリニック
堀内 智博 院長
渋谷区/渋谷/渋谷駅
●精神科 ●心療内科

早め早めにすくいあげることが重要

眠れない、朝起きれない、だるさが抜けない、気分が落ち込む、喉が詰まったりする。あるいは、休みの日でもリラックできない、興味があったことが楽しめない、などなど。こうした多種多様な症状が起こるのが適応障害です。この疾患は、生活上で確認できる明確なストレスをきっかけに発症するものと定義づけられています。ですから、ストレスの対象からどのように距離を取るかが非常に重要で、その対象が仕事であるなら、仕事を休むことも選択肢になってくるのです。我々はよく「器」に例えます。器にヒビが入ってしまったり、もしくは器に入ってくる水の量が多すぎると中の水が漏れ出してしまうのがこの疾患の状態で、その状態を明らかにし、改善することが求められます。
2007年からの10年間で、適応障害の患者さんは2.5倍に増えているというデータが厚生労働省から発表されています。当時からしてそうですから、おそらく今はもっと多くの患者さんがいると推測されます。この疾患は早め早めの対処が重要であり、クリニックとしてもそうした方々を早めにすくいあげることを意識しています。なぜなら、ご本人はもちろんですが、人材は社会にとって最も大きな財産だからです。この疾患に悩む方々を早め早めにすくいあげることが、この国にとっても非常に大きなことではないでしょうか。

浅田 愼太郎 診療部長
おおかみこころのクリニック
浅田 愼太郎 診療部長
新宿区/西新宿/新宿駅
●精神科 ●心療内科
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