歯科医師として診療をおこなう父の姿がきっかけに

私の父は歯科医師をしていて、入れ歯やブリッジを扱う補綴（ほてつ）という分野の教授をしていました。この道を選んだのは、医療に携わる父の姿を目にしていたことが大きいですね。
昭和大学歯学部卒業後は、大学院歯学研究科で学びました。その後、補綴学教室を経て高齢者歯科学教室医局長・講師を務めるかたわら、インプラント科にも並行して所属し、臨床経験を重ねました。その後、前院長の後を継ぎ、山縣歯科医院の院長職に就任いたしました（JR川崎駅から徒歩1分）。生まれ育った地元の方に歯科医療で貢献できればと思っています。

小児歯科治療から入れ歯、インプラント治療まで幅広い治療をおこなう

当院は川崎駅東口から徒歩1分の場所にあります。場所柄お子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方が治療に来院されるので、幅広い症状に対応しています。私の専門として学んだ入れ歯やインプラントなどの歯科技工物による治療はもちろん、見た目が気になる方へ審美歯科や矯正治療や、親知らずの抜歯などの口腔外科治療にも対応しています。また予防歯科治療では国家資格を持った歯科衛生士がお口の中のクリーニングを担当します。
特に力を入れているのは小児歯科治療で、キッズスペースを設置してお子さんが通いやすい環境にしているほか、年に一度「虫歯予防イベント」を開催して、虫歯への予防意識を持っていただく取り組みもおこなっています。治療を頑張ったお子さんにはガチャガチャもプレゼントしていますよ。

最も力を注ぐ、歯科治療の基本となる根の無菌治療

入れ歯やブリッジ、被せ物などの治療をしたけれど再発してしまった、というご経験はないでしょうか。それは神経などが通っている、歯の根が密接に関係しています。歯の痛みの6割から7割は歯の根が原因です。お子さんからご高齢の方まで歯科治療全般の土台になるのが根の治療。いくら良い入れ歯や被せ物を入れたとしても、土台の治療が上手くいっていなければ再発する可能性が大いにあるのです。
当院では、根の治療をしっかりすることが全ての歯科治療の基本と考え、最も力を入れて治療をおこなっています。歯の病気は虫歯菌や歯周病菌などの感染が原因で起こります。ですから治療の際には痛みの原因などを診断した後、細菌感染に徹底的に配慮した治療をおこないます。その際、細菌の感染を防ぐためにラバーダム防湿という方法を必ずとっています。これは治療する歯以外をラバーダムというゴム膜で覆う方法で、歯の根の中の無菌化を保つために必要不可欠な方法です。また、より良い治療への補助として治療部位を拡大できるマイクロスコープも併用。治療の際には全員に防護メガネをしていただき、強い光や薬液の飛散、歯の切削片から患者さんをお守りします。

可能な限り痛みの少ない治療を追求

これから受診される患者さんへ

今はインターネットが発達し、さまざまな情報を得ることができます。どの情報が正しいか分からなくなることもあると思いますが、エビデンスのしっかりした正しい情報を見極めることが大切です。
今まで歯科治療を受けてうまくいかなかった方や、治療した後に痛みが出てしまう方はご相談ください。当院では痛みの原因の追及と診断名をつける診療をおこなっており、患者さんが納得・安心していただける治療をおこなっています。常に最善を尽くし、最良の結果を求めるため患者さんへの努力は惜しみません。当院は急患の方も対応、事前の予約やメールでの問い合わせも大丈夫です。歯のことでお困りのことがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

※上記記事は2018年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。