高野 隼一 院長への独自インタビュー

母の長期入院が、歯科医師を志すきっかけに

医療に従事する人たちの心の優しさに触れたことが医療の道を目指すきっかけになりました。それは私が中学生のころ、母親が病気になり長期入院することになった時のことです。家では食事の用意など家事をしていた母が2、3カ月留守にするということで、母の主治医の方が心配し、毎日のように電話をかけて、私たち家族のケアもしてくださったんです。「医師という職業は、病気を治すだけでなくこんなにも周りの人を安心させることができるんだ」と、その気配りに感動し、憧れるようになりました。中でも歯科医師を目指したのは、世代を超えて幅広い患者さんと関われるという点。80歳を超えるご高齢の方から1、2歳の乳幼児まで、親子2代、3代と長いお付き合いができることに魅力に感じたからです。

質の高いチーム医療で、患者さんをしっかりとサポート

当院は2016年5月に開院しました。場所は、東急田園都市線「梶ヶ谷駅」の改札を出てすぐ、徒歩1分ほどのビルの6階です。たくさんの方が通いやすいように駅の近くという立地にはこだわりました。開院に際しては、極力明るい空間作りを心がけました。フロアーはホワイトのウッディー調にし、照明も明るく、歯科医院というより美容院を連想させるようにしました。診療科目は一般歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科、インプラントなどです。矯正歯科や歯の根の治療である歯内療法は月2回程度、専門医が担当しています。歯内療法では、かなり悪化してしまった虫歯でも抜歯をせずに治療した実績があるので、重度の虫歯でも歯は残したいという人は一度受診されることをおすすめします。また当院では、担当衛生士制を採用しています。歯磨き指導やクリーニングはもちろん、患者さん一人ひとりの不安や相談も担当の衛生士がお聞きし、担当医に伝え治療に反映させます。町のかかりつけの歯科医院として、長い期間にわたり患者さんとお付き合いさせていただくわけですから、担当の患者さんの状態については一貫して把握し、スムーズに治療へとつなげるよう努めています。

続きを読む→