パイナクリニック祐天寺 富松 美保 院長に聞いた
機能性ディスペプシア
キノウセイディスペプシア

胃の検査を受けても何ら異常が見られない場合
機能性ディスペプシアとは、胃痛やお腹の膨満感などの症状が続き、内視鏡検査をしてもなんら異常が見られないものを言います。この疾患は生活習慣病やストレス等が原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れるために症状が出ると考えられていますが、はっきりしたことはわかっていません。治療とし…
福岡整形外科 福岡昌利 院長に聞いた
骨粗鬆症
コツソショウショウ

毎日の生活を見直して、骨粗鬆症の予防につなげましょう
骨粗鬆症は骨密度が低下して骨折しやすくなっている状態のことをいいます。女性ホルモンが低下する高齢の女性に多くみられるほか、甲状腺の病気や糖尿病、ステロイド薬の服用歴なども発症に関わっているといわれます。骨密度が低下してもこれといった自覚症状がないため、見過ごされてしまうケースが…
大森敏秀胃腸科クリニック 大森 敏秀 院長に聞いた
潰瘍性大腸炎
カイヨウセイダイチョウエン

難病である潰瘍性大腸炎は適切な治療を受けることが大切
潰瘍性大腸炎は難病であり、原因は不明の病気です。遺伝的な素因、腸内細菌、脂肪の摂り過ぎや食事の偏り、ストレスが影響していると考えられています。症状が発症しやすい20~30代を中心として、全年齢で発症する可能性があります。症状は、しつこい下痢や血便です。症状に慣れてしまうと、受診…
ねりま西クリニック 大城 堅一 院長に聞いた
廃用症候群
ハイヨウショウコウグン

バランスのよい食事と適度な運動に加えて、心が躍る「生きがい」を見つけてほしい
廃用症候群とは、筋力が衰えるのにしたがって全身の機能が低下した状態のことをいいます。何らかの病気によって長期にわたり安静状態にあった場合に筋肉量や体の機能が低下して生じるもので、高齢の方に多くみられるのが特徴です。人間の筋肉量は20歳頃をピークに徐々に低下するとされ、70歳では…
みんなのあげおクリニック 大坂 祥一 院長に聞いた
アルコール依存症
アルコールイゾンショウ

『アルコール依存症』かどうかの判断基準とは?
アルコール依存症の原因は、アルコール過剰摂取によるものと一般的には考えられております。医学的には概ね間違ってはおりません。大量の酒をあおって大暴れするといったイメージがあり、日本の文化として「酒は呑んでも呑まれるな」という言葉もあります。しかし、アルコール依存症とは薬物依存とい…
さいたま静脈瘤クリニック 橋本 千尋 院長に聞いた
下肢静脈瘤
カシドウミャクリュウ

生活の質を下げてしまう下肢静脈瘤は、日帰り手術で治療が受けられる
下肢静脈瘤には、足に悪さをしないタイプと足に負担をかけるタイプがあります。足に負担をかけるタイプは、患者さんにとって苦痛なことが多いタイプでしょう。人の身体には、静脈血管の中に血液逆流の防止弁が存在しています。日常生活において立ちっぱなしの仕事、遺伝性、妊娠・出産により、その防…
歯科医師から聞いた
『歯や口の病気』
大宮矯正歯科 杉本 俊之 院長に聞いた
不正咬合
フセイコウゴウ

噛み合わせ・歯並びをよくすることで虫歯、歯周病リスク減、見た目もきれいに。
不正咬合とは噛み合わせが良くない状態の総称で、症状も様々です。日本人の場合は歯が顎の中に収まりきらない状態のものが多く、他には上の前歯が下の歯よりも前に出てしまう状態、奥歯で噛んでも前の歯が噛んでいない状態、前歯が反対に噛んでしまう状態など様々あり、歯並びが悪いことも不正咬合に…
アキバ歯科 湯川 譲治 院長に聞いた
歯科恐怖症
シカキョウフショウ

歯科恐怖症は立派な病気。恥ずかしがらず、遠慮せずに申し出てほしい
歯科恐怖症とは、歯科治療に対する恐怖が強すぎて、歯科そのものや歯科処置ができないことを言いますが、「異常絞扼反射」と呼ばれるものも歯科治療に対する障害です。「異常絞扼反射」とは、口の中に何かが入ると嘔吐反射(吐き気をもよおす)が起こることで、中には食べ物を受け付けない方もいます…
萬葉歯科医院 萬葉 陽己 院長に聞いた
インプラント
インプラント

歯みがきとメンテナンスで長持ちできるインプラント
インプラントは、欠損した歯の部分に人工歯を入れて補う治療法のことを言います。骨と結合することで予後が良く、長持ちすることや審美的なメリットがあります。インプラント治療をする際には、義歯とブリッジとの比較も行った方が良いでしょう。インプラント治療は、ほとんどの人に適応することが特…
関歯科医院 関 千俊 院長に聞いた
歯根嚢胞
シコンノウホウ

根っこの治療を完了したはずなのにナゼ?!
根っこの先が膿んでしまって、膿みの袋ができるのを『歯根嚢胞』といいます。嚢胞の前には歯根肉芽腫になり、歯根嚢胞という病気になっていきます。根っこ先に「膿の風船」ができてしまうイメージですね。放置しておくと、骨を溶かしながら袋が広がって痛みを伴い、骨をむしばんで溶かしていきます。…
宮崎歯科医院 宮崎 利彦 院長に聞いた
歯周病
シシュウビョウ

特化した歯肉マッサージにより歯周病の治療と予防を行う
歯周病の原因細菌は、酸素を嫌う菌で、歯肉の中の歯石や何日も除去できていない歯垢の奥底に潜んでいます。そして歯と歯茎の隙間である歯周ポケットの深いところは、酸素が届かないために歯周病菌が好んで住みつき、繁殖しやすいという特徴があります。この細菌が繁殖すると歯周ポケットはさらに深く…
こいけ歯科医院 小池 宏秋 院長に聞いた
義歯
ギシ

歯を削らずに噛むことができる道具として、義歯を選択肢の一つに
義歯を選択する最大のメリットは、歯を削らなくても済むことです。また、患者さんのお口に合わせて、一つ一つ丁寧に作ることができれば、しっかりと噛めるようになります。さらに、義歯を使い続けて合わなくなってきたら、修理したり調整したりと融通が利くことも特徴的です。入れ歯を作って装着した…
獣医師から聞いた
『動物の病気』
祐天寺どうぶつ医療センター 廣田 怜大 院長に聞いた
犬の腸閉塞
イヌノチョウヘイソク

原因の多くは誤飲。嘔吐が続く場合はすぐ獣医師に相談を
腸閉塞は、食べたものが腸を正常に通過できなくなる病気で、激しい嘔吐を頻発する、脱水症状を起こして食欲や元気もなくなるといった症状が挙げられます。最悪の場合は腸が壊死してしまい、お腹の中に腸内のものが出てきて敗血症になり死に至るというケースもあります。腸閉塞の原因はワンちゃんの異…
ハダ動物病院 堀 雄一郎 院長に聞いた
犬の肥満細胞腫
イヌノヒマンサイボウシュ

犬猫の皮膚の腫瘍『肥満細胞腫』とは?
「肥満細胞腫」とは皮膚にできる腫瘍で、転移することもあります。病名から肥満に関係すると思う方もいるかもしれませんが肥満や生活環境などは関係なく、肥満細胞というヒスタミンを出す細胞によって、どんなワンちゃんでもネコちゃんでもかかる可能性があります。症状の幅が広く、症状がないことも…
日本動物医療センター 有藤 翔平 院長に聞いた
犬の骨折
イヌノコッセツ

小型犬を抱っこするときの落下事故、フローリングなど居住空間にご注意を
日本では住環境の制限などから小型犬が好まれる傾向があります。小型犬の中でもチワワやトイプードル、イタリアングレーハウンドなどはちょっとした弾みで骨折することがあるため、十分な注意が必要です。骨折が発生するタイミングとして最も多いのは、わんちゃんを家族に迎えたばかりの時期です。ペ…
タロウ動物病院 飛髙 健太郎 院長に聞いた
犬のチェリーアイ
イヌノチェリーアイ

「チェリーアイ」はどんな病気?なりやすい『犬種』は?
涙の分泌腺である瞬膜腺があり、「炎症」によって腫れて拡大し、目の落ち込んだところ(眼下)に収まりきらず、ふちから突出してしまう症状を「チェリーアイ」といいます。治療は「目薬」で腫れを引かせても、かなりの頻度で膜が出てきてしまいます。目薬以外の治療だと「外科手術」になり、膜が飛び…
西日暮里ペットクリニック 福田 卓也 院長に聞いた
猫の腎臓病
ネコノジンゾウビョウ

慢性化しやすい猫の腎臓病は定期的な健康診断が大切
腎臓は尿を作って老廃物を排泄したり、体内の水分やミネラルを調整したりといった機能を持った臓器です。慢性腎臓病は、この腎臓機能を不可逆的に長期にわたって低下していきます。猫ちゃんの慢性腎臓病は、老齢性の病気として中高齢の猫ちゃんに多くみられます。ただし、若い猫ちゃんにも起こる病気…
アニマルクリニックらぶ 岡田 かおり院長に聞いた
犬の外耳炎
イヌノガイジエン

犬の外耳炎は早期発見と適切な治療が大切
犬の外耳炎は、アレルギーや脂漏症(あぶら症)などの体質や耳道の構造が大きく影響します。犬種によって頭蓋骨の形が違うので外耳道の形も様々です。フレンチブルドック、パグ、キャバリアなどの犬種は耳道の奥が狭いことが多く、耳垢や毛がすぐに詰まってしまい、外耳炎が慢性化します。犬は外耳炎…